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カリカリ梅がカリカリにならなかったはなし

梅仕事してますか?

今年も梅仕事をする季節になりました。

梅酒、梅シロップ、梅サワー、梅干し…と出来上がりを楽しみに仕込む、この時期だけの限られた楽しみな時間です。

毎年順調に出来上がってくれていたのですが、小梅のカリカリ漬けが今年はカリカリにならなかったのでした。

ひとまずジップロックを使用してのカリカリ小梅のレシピです。

小梅のカリカリ漬け

材料
・青梅 (小梅) 500g
・粗塩 50g
・ホワイトリカー 大さじ2
・にがり(原液タイプ)……50cc(もしくは卵の殻)
・ジップロック

1.小梅を水で洗った後、1時間くらいつけてアクを抜く。水けをふいて、竹ぐしでなり口の小枝を取る。

2.ジップロックに消毒のためホワイトリカー(材料とは別)を入れて全体に馴染ませる。塩、青梅の順で入れ、最後に塩をふる。

3.ホワイトリカーとにがりを回し入れ、塩を梅全体になじませる。

4.1kg程度のおもしをして、暗くて涼しい場所に保存する。1日1回はおもしをはずして袋を振る。

5.4~5日して白梅酢が上がったら、冷蔵庫で保存する。

食べごろは1週間~2か月。

なぜカリカリ梅になるのか?

卵の殻やにがりに含まれるカルシウムが梅のペクチンと反応して組織を硬くするため、漬けてもカリカリを保つそうです。

なぜカリカリしなかったのか?

使用した梅の品種が和歌山産の「白王」でした。
小梅の中でも特に柔らかい品種で、型崩れがしにくく梅干しの漬け込みが簡単なのだそうです。
そして、カリカリ梅や、梅酒、梅ジュースには向いていないとのこと!
購入の際、梅の品種の特性まではチェックしていなかったのでした…(涙)

品種だけのせいかもしれませんが、来年はしっかりチェックして購入しようと思います。

今回は梅漬け梅として楽しんいただこうと思いますー。

梅仕事、深い!

◇ ◇ ◇