中之島をお散歩してきました〜
大阪・中之島。大阪市の都市部に位置し、堂島川と土佐堀川に囲まれた中洲であり、ビジネス、文化の中心として古く栄えてきました。近年は高層ビルや美術館などの新しい施設と歴史的建造物とが融合し、注目の場所となっています。
そんな話題の街を散歩してきましたので一部ご紹介します!
大阪市中央公会堂
中之島でひときわ目立つレトロ建築。株式仲買人、岩本栄之助が寄付をしたことからはじまり、1918年(大正7年)に竣工。国の重要文化財に指定されています。
設計は明治生命館、鳩山会館などを手がけた岡田信一郎による原案をもとに、東京駅設計者の辰野金吾と日本生命保険九州支店などで知られる片岡安が実施設計しています。赤煉瓦と白い花崗岩のコントラストが特徴的な建物です。
催事開催時を除き「展示室」と「自由見学エリア」は自由見学ができます。その他室内などの見学には「ガイドツアー」が開催されています。
大阪中之島美術館
大阪市制100周年記念事業基本構想の一つとしてスタートし、2022年2月に開館。設計は遠藤克彦、ビジュアル・アイデンティティ(VI)は大西隆介がデザインしています。
19世紀後半から今日に至る国内外の代表的な美術作品を中心に、大阪で繰り広げられた芸術活動にも目を向け、6000点超のコレクションを所蔵しています(2021年4月現在、寄託品を除く)。佐伯祐三の名作、モディリアーニの裸婦像、吉原治良の作品などが代表的な作品です。コレクションはデータベースが公開されていて検索することができます。
こども本の森 中之島
2020年7月に開館した「こども本の森中之島」。大阪出身の安藤忠雄が建物を寄附しました。
階段を上った玄関では大きな青リンゴのオブジェ。入り口を入ると壁一面の本棚とたくさんの本が出迎えてくれます。
入館には事前予約が必要です(各回定員100名・完全入れ替え制)。イベント開催時でなければ事前予約の100名に加え予約なしで各回30名入館できるそうです。(※2022年7月1日現在)
大阪府立中之島図書館
1904年開館。設計は住友家の建築技師長であった野口孫市、技師として日高胖が参加。1922年に日高胖氏の設計で左右の両翼が増築され、ほぼ現在の建物が完成。本館、左右両翼の2棟が国の重要文化財です。
図書館にはカフェがあります。
中之島スモーブローキッチン
北欧デンマークの伝統的な家庭料理であるオープンサンド Smørrebrød (スモーブロー)が食べられるお店です。
デンマーク語で「スモー」はバター、「ブロー」はパンを意味しており、当初は、前夜の残り物をパンに乗せたものであったが、次第に専用のパンを焼き、専用の具材を乗せる形式に変化したそうです。
ランチはスモーブローにサラダ、スープ、ドリンクがついてました。季節によってメニューが変わるようです。
はじめて食べたスモーブロはとても美味しかったです。レトロ建築で食べるのもまた格別でした。
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機会があればぜひ訪問してみてください〜
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